お酒で太る？お酒のカロリーを消費する運動はどの程度必要か。

30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれ、お酒のカロリーも気になってきますよね。

今回は、主なお酒のカロリーとそのカロリーを消費するにはどの程度の運動が必要かまとめました。

また、定番おつまみのカロリーも一覧にしましたので、参考にして適度なお酒ライフを楽しんでください。

お酒のカロリー

100g(約100ml)あたりの主なお酒のカロリーは以下の通りです。(引用元：食品成分データベース）

同量飲んだ場合、カロリーはビールが少なく、ウイスキー・ブランデーが多いことになります。

アルコール度数が違う為、飲む量は変わってくることから、次は適度な量を飲んだ場合のカロリー比較を行いました。

厚生労働省によると「「節度ある適度な飲酒」としては、１日平均純アルコールで約20g程度である旨の知識を普及する。」となっています。

主な酒類の目安としては、以下の通りです。

これらをカロリーに換算すると以下の通りです。

適度な量を飲むと約140〜190kcalを摂取することになります。

190kcalは、食パン1.2枚分に相当。個人的にビール中瓶でこのカロリーだとそんなところかなという感覚ですね。

では、適度な飲酒で摂取したカロリー(約190kcal)を消費するにはどの程度の運動が必要かというと、以下の通りです。（40代男性の平均体重約73kgの場合。引用元：keisan）

なお、アルコールによるカロリーは、エンプティカロリーと言われています。お酒に含まれる純アルコールには、1g当たり7.1kcalのエネルギーがあるものの、70%ほどは代謝で消費されることがわかっています。

従って、飲酒で摂取したカロリーを運動で消費するには上記の30%で相殺されるとも考えられます。

年齢や体型、生活スタイルによりかわりますが、成人男性の1日に必要な摂取カロリーは、2400〜3000kcal、成人女性は2000〜2400kcalと言われています。

成人男性の朝食の摂取カロリー目安は、500〜600kcal。昼食の摂取カロリー目安を750〜1000kcalと考えると、夜に摂取するカロリーの目安は、平均1275kcalとなります。

お酒におつまみは欠かせないものであり、おつまみとのトータルカロリーを考える必要があります。定番のおつまみは、以下のカロリーとなっています。

単純に考えると、朝食/昼食分を除いた残りの1200kcal内に晩酌/飲み会で抑える場合、ビール中瓶1本＆日本酒1合を飲むと約400kcal。残り800kcalをおつまみで摂取すればトータルは必要摂取カロリー内の計算となります。

約100mlあたりの主なお酒のカロリーは、ビール(淡色)の39kcal～ウイスキー/ブランデーの234kcal。適度な飲酒量に換算すると、お酒（日本酒1合）での摂取カロリーは、約190kcalです。

この摂取カロリーを運動で消費する場合、ウォーキング（時速4km)：50分　、ランニング(時速8km)：18分、自転車（時速15.1km）：26分などが必要です。（40代男性体重73kgの場合）

成人男性の1日に必要な摂取カロリーは、2400〜3000kcalと言われています。普段運動しない人は、朝食・昼食の摂取カロリーを除いた残りのカロリーで必要摂取カロリー内に収めることが望ましいですね。