ビールは、グラスによって味や香りが驚くほど変わります。 特に香りや味が繊細なビールにおいて、適切なグラスを選ぶことは、ビールを最大限に楽しむために重要なポイントです。
今回はわたしの持っているシュピゲラウ製の「ラガー型」グラスについてご紹介です。
ラガーとは
ラガービールは、多くの方が聞いたことがあるビールの種類と思います。低温で発酵させる下面発酵方法で作られるビールの一種であり、すっきりとした味わいが特徴。ラガー酵母を使用し、長期間の熟成により雑味が抑えられ、クリアで爽快な飲み心地が楽しめます。
ラガーグラスの特徴
シュピゲラウ製のラガーグラスは、ラガービールの風味と飲み口を最大限に引き立てるよう設計されています。
デザイン
- ボウル部分(胴体)
ボウルは飲み口に向かって広がりながらストレートに伸びており、ビールの色や気泡の美しさを楽しめます。この形状により、ラガービールのスッキリ感を際立たせ、軽やかさとのバランス感を作り出してくれます。
- 飲み口部分
飲み口は広がっており、ビールが口の中に流れ込みやすくなっています。飲みやすさを重視しながら、ビールの香りが口元で程よく広がるようになっています。
- ベース部分
ベース部分は安定感のあるデザインで、重心が低くいので倒れにくいながらも、持ちやすくなっています。
香り、味わい
- 香り
飲み口に向けて開いた形状が、ビールの華やかなホップの香りとわずかなモルトの香ばしさを引き出し、軽やかな香り立ちを楽しめます。
ラガーの清涼感ある香りがより強調され、ビールが口に流れ込む前後で心地よい香りが漂います。
- 味わい
シュピゲラウ製グラスの特徴である薄い飲み口が、ビールをスムーズに流し込んでくれ、ラガービール特有の軽快でキレのある口当たりをより明快に感じとれます。
軽めのモルトの甘みや適度なホップの苦味がバランス良く感じられ、これぞラガーという爽快感を際立たせてくれます。
その他グラスの種類
ビールグラスには以下のような種類があります。シュピゲラウからは、”チューリップ型”や”IPA型”、”ヴァイツェン型”なども販売されています。
- チューリップ:オールマイティにどのビールにも相性が良いグラス
- パイント:1パイントが入る容量のグラス(米国のUSパイント:473ml・英国のUKパイント:568ml)
- IPA :IPA(インディア・ペールエール)用のグラス
- フルート:胴部分が細長いグラス
- ヴァイツェン:白ビール用のグラス
- ビアジョッキ:定番のビールグラス など
ラガー型グラスのまとめ
シュピゲラウ製のラガー型グラスは、ラガービールの風味と飲み口を最大限に引き立ててくれます。直径:約80mm・高さ:約180mm(容量630ml)なので、350ml缶・500ml缶の両方で使用可能。
ラガーならではの飲みごたえを感じながら、”ゴクッゴクッ”とビールを飲みたい方へおススメのグラスです。
シュピゲラウ製の他のタイプ(チューリップ型やIPA型など)のグラスについては、過去記事で紹介していますので下記のあわせて読みたい記事を是非ご覧ください。